今年の春は例年よりずっと不安定なお天気が続ているドイツでした。
温度変化が激しいだけでなく、雨・風・雹・晴れ間の強い直射日光など、お天気もぐるぐる変わって、体調を崩し気味の人も多いな~という印象でした。
こんな時は、もちろん、自然界で生きていくのもそう簡単じゃないな。。。と痛感しています。

養蜂を初めて10年以上になりますが、こんなに女王蜂が脱走していく年は初めてです。
女王蜂の脱走とPAPIE(夫)は名付けていますが、養蜂では、分蜂といいます。
春は新しい女王蜂が誕生するシーズン。巣箱の中に新しい女王の誕生が間近になると、女王蜂は働き蜂の約半数を連れて巣を飛び出し、新たな場所に巣を作ります。種族を守り繁栄させていくために、母が娘に代を譲るため近しい家来を連れて自ら家を出るという感じです。

今年は、うそでしょ?って言うくらい毎週のように時には連日、我が家の女王蜂が脱走!!!
発見できた場合は女王蜂の確保に大奮闘しなきゃいけません。
幸いあまり遠くへは飛ばないので、近所で発見できることもあります。
これ↓は、我が家の庭のローズマリーに着地した様子。
すごーい数のミツバチ羽音がぶんぶん、本当にすごいです。
 
IMG_4846 (2)
 
住み慣れた巣箱を離れるには、天気の良い午前中を選ぶのが通常ですが、今年のドイツのように春のお天気が不安定になると、女王蜂の計算も狂い。。。変な時間に旅立ってしまうこともあり、その上お天気が悪くなると、生き延びれない。。。という悲しい状況になってしまうことも多いのです。

運よく分蜂が見つかった際は、大きな蓋付きのバケツで確保します。
何度も経験しているので、今では慣れてきましたが、初めての時はさすがにパニック!でした。

もしも、↑こんなふうにミツバチがかたまってぶんぶん集まっていたら、養蜂家の人に連絡してください。
くれぐれも、近づいたり突っついたりしないでくださいね。



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