週末のためにケーキを焼く家庭が多いドイツ。
日曜日の午後のコーヒータイムは大切な人とケーキを囲んで一緒に過ごす時間として定着しています。
義母も例外ではなく、ほぼ毎週(少なくても月に2回は)ケーキを焼いています。
私たちは、義母からお裾分けをいただくことも多いので、そんなに頻繁には焼きませんが、誕生日やお祝い事などの特別な日のための練習も兼ねて、私も時々ケーキを焼くようにしています。
特に子ども関連の持ち寄りパーティでケーキやデザートを持参したりすることも結構あるので、子どもが幼稚園に行き始めた頃からは、レパートリーを増やしたいな~と いつも思っていて、簡単で美味しそうなレシピを探しています。

ドイツでは、”Oma(オーマ)おばあちゃんのレシピ”は人気です。
ケーキや伝統的なドイツ料理のレシピ本でも、タイトルにOmaとついているもの結構多いです。
昔ながらの味で間違いない美味しさ!というイメージでしょうか。
確かに材料がシンプルで失敗が少ない気がします。
そんな人気の定番、家族が大好きなお気に入りの味、おばあちゃんの味、おふくろの味、というのは、万国共通で大切なものだなあ~と思います。

そんな話をお隣さんとしていたら、おばあちゃんの手書きレシピノートを今も大切にしていて、お嫁さんがおばあちゃんの味の再現するのにはまっている!と聞きました。
お気に入りの”赤ワインのケーキ”をちょうど焼いたので!とお裾分けしてくれました。
美味しい~とPAPIE(夫)が絶賛!お隣さんにお礼を言ったら、手書きレシピのコピーをくれました。
   
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早速、私も挑戦してみました!
Rotweinkuchen(ロートワインクーヘン)赤ワインケーキという名前です。
赤ワインの味はほとんどしませんが、しっとり効果があるそうです。
大人のチョコレートケーキという感じ。
材料は、小麦粉、バター、卵、砂糖、チョコチップ、ココア、シナモン、ラム酒、そして赤ワインです。
あっさりしたチョコレート味でシナモンの風味がオシャレで複雑な味わいを出しています。

正直なところ、多分、レシピを見ただけなら作らなかっただろう。。。と思います。
でも今は、我が家の定番ケーキリストに入っちゃいました!
これも縁ですね~。



今はコロナ禍で以前のようにたくさんの人とケーキタイムを楽しむことはできませんが、またいつか美味しいケーキを囲んで楽しく語り合える時間が戻ってくることを祈っています。

皆さんもどうかお元気で!



  

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